モノづくりの街・燕三条では製造現場を担う人材の
高齢化、技術承継の断絶が危惧されています。
製造現場でスキルを磨き手に職をつけることで、モノづくり産業の活性化と安定した生活を実現しよう。
トクニ工業では燕三条地域のものづくり産業を活性化させる製造スタッフを募集しております。私たちは長年培ってきた金属の板加工の技術を活かして、様々な業界のクライアントからの要望に対応しています。ものづくり産業の未来をともに作り上げる方のご応募をお待ちしております。
ものづくりが好き、手に職をつけて燕三条の地で安定した生活を送りたい、アウトドア用品や店舗で使う金属製品の開発に携わりたい、製造業でチャレンジしたい、時代の変化に柔軟に対応していきたい方、歓迎です。あなたが思い描くキャリアを実現し、燕三条のものづくり産業を一緒に切り拓いていきませんか?
トクニ工業では様々な業界のクライアントからの要望に応えています。アウトドア用品・キャンプ用品、食品機械部品・医療器具部品、避難器具部品、屋外緑化プランター、店舗什器・ティスプレイ、工場設備・生産ライン備品、産業機械部品・パーツ加工、自動車・重機車両向け部品・ブラケット、建築部材など。時代の流れや人々の嗜好の変化に柔軟に対応し、多品種少量生産に特化した職場環境づくりを心がけています。
生産工程は大きく5つに分かれます。CADを使ったプログラム作成、専用の加工機を使っての切断、ベンダー加工機・パワープレス機を使っての折り曲げ、金属の部材同士を溶かして接合する熔接加工、複数の部品を組み合わせて完成形にする組立。各工程で用いる機械はそれぞれの工程に特化したもので、操作方法や扱える材質・板厚などが異なってきます。それらを適宜組み合わせて共に働くメンバーと協力しあいながら製品を作っていきます。またただ機械を扱うだけでなく、表面仕上げやバリ取りなどの手作業もあります。分からないことは熟練スタッフが丁寧に教えます。
仕事をしていくうえで大切なのは、誠実にものづくりに取り組む姿勢・体力・コミュニケーション力です。製造工程は複数の工程が繋がり合って完成品になっていきます。前後の工程担当者同士のスムーズな受渡が必要ですし、一つの工程で不良が起こってしまえばそれ以前の工程は無駄になってしまいます。コミュニケーションを密に取ることで、不良の軽減とスムーズな工程進行、完成した時の達成感を分かち合えるという特典を得ることが出来ます。どうせ仕事をするのであれば、楽しく充実した仕事をしたいものです。互いに助け合いながら、より良い成果を作り出していく前向きな人を求めています。
まずは簡単な軽作業(飲食店で例えれば皿洗いのようなもの)から会社の雰囲気に慣れてもらいます。特に今まで経験したことのない仕事をする場合、体を馴染ませることは大切です。そして安全管理。金属の板は切断面がシャープエッジになっている場合があり、不用意に触るとケガをする恐れがあります。また金属の比重は水の約8倍ある為、不用意に足元に落とせば足をつぶしてしますかもしれません。また作業で扱う機械は硬い金属を加工する機械なので、使い方を間違えると労災事故につながります。安全管理を徹底し、安全意識を持ったうえで作業してもらいます。軽作業の場合、一つ一つの作業は簡単ですが、どの業界でもそうですが実は意外と奥が深く、何度も繰り返し作業していくことで習熟度が増し、早く・正確にできるようになっていきます。例えば同じ作業をやっていても、初めて作業をやった日と、1週間後、1か月後、1年後と回数が増えれば増えるほど、技術に磨きがかかってきます。
製造現場では様々なクライアントからの依頼品が複数流れているため、作業にあたるスタッフ同士は別々の作業を行っていることがほとんどです。しかし全く新しい未知の作業をすることはまれで、たいてい以前やったことがある内容に似ていたり、別のスタッフが経験したことがある場合がほとんどです。作業を依頼される際に、抑えるべきポイントを確認し合い、より良い製品ができるように協力しながら作業を進めます。どのように加工していくかミーティングしていく中で、より良いアイデアが生まれていくこともありますし、完成品を検証しあうこともできます。また一人では持ち上げることが困難な大きいカバーやフレームを複数のスタッフで協力して加工することもあります。スタッフ同士で息を合わせて加工していきます。
三面図で書かれた部品を正確に作るという仕事もありますが、細かい部品の形状は任意で完成品になればいいという依頼もあります。どうすればより良いものが作れるがスタッフ同士でミーティングを行い、またクライアントと条件を擦り合わせてものづくりを行います。特に商品開発に携わるときは、企画開発担当と製造担当者との擦り合わせと改良を積み重ねて商品をブラッシュアップしていきます。
生産工程では様々な産業機械を使って金属の板を加工していきます。それぞれの機械は作業者の習熟度によってスキルが蓄積され、毎日使っている機械はより使いやすくなっていきます。但し、毎日同じ機械・同じ工程ばかり担当していると仕事内容がマンネリ化し、職種が硬直化してしまいます。また仕事量は一定ではなく、工程ごとに偏りが出ることもしばしばです。特定の工程がボトルネックになり仕事の流れが滞ってしまう場合もあります。そのため、複数の工程を担当できるように普段担当している工程とは別の工程のスキルを習得することを奨励しています。複数の工程を担当できる多能工となることで、作業工程のボトルネックの解消や突発的な緊急の加工依頼に対応しています。
トクニ工業は金属の板加工で様々な製品を作る製造業です。1981年から燕三条地域でものづくり産業に携わっています。燕市のみならず、三条市・新潟市・加茂市・長岡市・見附市など近隣の市からもスタッフが集まっています。構成員が20人程度の会社なので、一人一人の顔が見える雰囲気の良い職場環境を心がけています。20代から60代まで在籍するバランスのとれた年齢構成になっています。
ものづくりを通し手に職をつけることで、安定した生活が送れるよう心がけています。大企業・大きな工場で自動化・省人化が進む中、大量生産ラインから零れ落ちる小ロット品・特注品が少なからず生まれます。そうしたロットアウト案件に積極的に取り組んでいくことで、ものづくりのノウハウを蓄積し、柔軟な対応がクライアントの評価に繋がっていきます。
ものづくりは独りでは出来ません。社内・社外問わず多くの人の手が係ることで製品が作られていきます。自分が担当する作業工程を前後の工程のスタッフと協力しより良いものにするためにコミュニケーションは不可欠です。目の前の仕事に誠実に取り組み、完成した時の達成感をともに分かち合える前向きな人を求めています。
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