ファイバーレーザー加工機
2020年よりファイバーレーザー加工機(アマダ製VENTIS3015AJ)を導入しております。ファイバーレーザー加工機は、従来のミラー式のレーザー加工機と異なり、発振器で作られたレーザービームを光ファイバーケーブルを通して切断口まで持って行くため、エネルギー効率に優れ、より小径の高品質なビームで材料を切断します。そのため、薄板は早く切れるのですが、中厚板になってくるとビーム径が細くなりすぎてアシストガスで溶解した部分を適切に吹き飛ばしきれないという課題がありました。VENTIS3015AJはビームを微細にコントロールして小さなループを描くようにして切断幅を広げ、切断性能を向上させています。