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切り抜き文字 ありがとう=感謝

燕三条ものづくりメッセ2023参考出品②

イラスト・デザイン画・文字などを切り抜くことができます。文字の形状によっては抜き落してしまう部分が出てきます。そうした箇所は、板厚の2倍程度の桟を渡してつなぎ止めてやります。レーザー加工機で切断するのですが、あまり形状が複雑すぎると加工できないので、あくまでも一筆書きの要領で途切れたり分岐することなくアウトラインを作成します。レーザービームの径補正も影響してきますので、0.5mm以上の直線もしくは曲線でつないでいきます。

仕様

SUS304 BA t1.0

アクリル板 t3.0

文字の大きさ 140 × 130

作成経緯

イラスト・デザイン画・文字などを切り抜きたいという依頼は、様々な業界のクライアント様から頻繁にいただく案件です。そのような事例をどう提案するか考えていたら、近年目にするひらがなで漢字を構成するイラストが良いのではと思い当たりました。切り文字には、切り文字には板に文字を切り抜いて穴の部分を製品にするものと、板から文字を切り抜いて文字を製品にするものがあります。ほかに箱型に文字を作って3Dオブジェのようにすることもあります。

illustrator

イラストレーターで画像を読み込み、作りたい大きさに調整します。次に画像を外形に沿ってアウトラインを作成します。内側の抜き落したい部分もアウトライン化し識別できるようにします。完全に外形と切り離されてしまう部分に桟を渡します。桟の幅は作成するものの大きさにもよりますが、2mm以上、自重でぶらぶらしない程度の強度が望ましいです。作成したデータはDXFもしくはDWGに変換し、AP100の2D-CADで読み込みます。

自由曲線と円弧

イラストレーターで作成されたデータは、基本的に短い直線をつなぎ合わせて曲線に見えるような線が作成されます。他の多くのデータも、データ変換される際に、曲線が細かい直線に置き換わることが多いようです。レーザー切断機用にプログラムを作成する際、細かい直線を組み合わせて曲線のように作ろうとすると、プログラムの行数が多くなり、ビーム径の補正誤差でプログラムエラーが発生する場合があります。細かい直線の組み合わせを、円弧で置き換えれることでシンプルなプログラムに改善されプログラムエラーを抑制することができます。

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